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Tokushukai medical group newspaper digest

2016年(平成28年)5月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1031 三面

研修医が医療安全学ぶ
湘南鎌倉総合病院

採血症例の動画を見て問題点や改善点を議論 採血症例の動画を見て問題点や改善点を議論

湘南鎌倉総合病院は4月2日、研修医向けの医療安全研修を実施した。1年次初期研修医22人が医療安全の基礎やインシデント(事故になる一歩手前の事例)レポートの作成方法などを学んだ。

同院では医療安全管理室が中心となり、グループワーク(GW)を軸とするメニューへと年々、研修プログラムをブラッシュアップ。この日は同室の鵜川美穂・看護師長が同院のインシデント事例などを紹介。続いて採血症例の動画を閲覧しグループごとに問題点や改善点を議論。このあとも腸管穿孔(せんこう)の事例などを題材にGWに取り組んだ。最後にインシデントレポートの作成方法を学んだ。

同室長の田中江里副院長(血液内科部長)は「医療安全の確保にはコミュニケーションがとても重要。実践的プログラムとしチームワークの大切さを実感できるよう工夫しています」と話している。

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