ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2016年(平成28年)11月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1056 二面
宇和島徳洲会病院(愛媛県)は10月22日、松山市で「看護師なら知っておきたい! 高齢患者さんの疾患知識と日常ケア」と題しセミナーを開いた。これは同院が看護学生や現役もしくはリタイア中の看護師を対象にした初の試みで、看護雑誌『ナース専科』とのタイアップ企画。県内だけでなく近県から駆け付けた人もあり、参加者は40人に上った。
(右から)新津医師、中島・認定看護師、橋本副主任、高野・管理栄養士
同院の川口加代子・看護部長は「当院はケアミックスの総合病院で、看護師教育を重視しています。新卒のみならず、中途の方にもプリセプター(指導看護師)を付けて支援し、ラダー(段階)教育やオンデマンド研修により、じっくり学べる環境を整備しています。皆さんの事情に合わせてキャリアプランを充実させてください」と挨拶。グループディスカッションを行う参加者。手前のグループに看護学生5人
同院リハビリテーション科の橋本京介副主任は「身体機能を維持・向上させるベッドサイドリハと運動」がテーマ。臥床(がしょう)は廃用症候群(病気やけがなどで、長期間安静にしていることによって起こる弊害)の入り口とし、予防や早期離床の進め方を講義した。臥位(がい)や座位、立位で簡単にできる運動を、助手を使って実演した。