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Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)12月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1215 二面

乳がん啓発イベント 初のスカーフ教室も
湘南鎌倉病院

展示パネルを読み込む参加者展示パネルを読み込む参加者

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は院内で第4回湘南鎌倉マンモサタデー「乳がんサポートミーティング」を開催した。乳がんの啓発とサポーティブケア(がんにともなう症状、治療の副作用などを和らげるケア)が目的。一般の方を中心に約130人が参加した。

前半は講演を行い、乳腺外科の田中久美子部長が「乳がん診療の今までとこれから」をテーマに、女性のライフサイクルや検診、新たな治療法など、乳がん診療の変化などをわかりやすく説明。このほか、薬剤部の星吉行副主任(薬剤師)が「乳がんで使う薬について」、形成外科の上田百蔵医師が「乳房再建について」をテーマに、それぞれポイントを解説した。

初めてスカーフ教室を開催初めてスカーフ教室を開催

後半は、体験型イベントを実施。乳がんに関する多様なパネルを掲示し、クイズを解きながら楽しく学べる工夫を凝らしたほか、今回初めて「スカーフ教室」を開催。抗がん剤での脱毛時に頭にスカーフをおしゃれに巻く方法を講師がマンツーマンで指導した。永田好香・乳腺外科医長は「今回も多くの方々に参加いただき良かったです」。田中部長は「年々、このイベントにかかわるスタッフが増えています。今年の反省を生かし、来年もぜひ行いたいです」と前向きだ。

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