岸和田病院臨床留学のポイントを伝授! 「史上最大の岸和田留学セミ」

MENU

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年（令和6年）09月16日　月曜日徳洲新聞 NO.1458 4面

桑原医師(前列中央)は「本当に大事なことはネットに落ちていない」と対面にこだわり

岸和田徳洲会病院(大阪府)は院内で「史上最大の岸和田留学セミナー」を開催した。臨床留学のポイントを学ぶイベントで2012年以来、2回目。北海道から九州まで、各地から徳洲会内外の医師や医学生53人が参加した。

セミナーでは臨床留学を経験している医師が講師を務め、実体験に基づき苦労した点や心構え、留学を通じ得たことなどをアドバイス。講義テーマも内科系と外科系医師の留学、男性・女性医師の留学、臨床現場での対策と医学英語・USMLE(米国医師国家試験)の対策と充実させた。

同セミナーを企画した米国ミシガン小児病院の桑原功光・小児脳神経科医師をはじめ、4人の講師が徳洲会病院で研修医時代を過ごしたことから、徳洲会で経験を積む良さを強調する場面も見られた。

桑原医師は「岸和田病院に少しでも恩返しできればという思いで、12年ぶりに企画させていただきました。ご協力いただいた松元陽一副院長はじめ職員の皆様に感謝しています」と話し、「できれば1～2年以内に、また開催できれば」と意欲を見せていた。